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御祭神作「黒楽平茶碗」   この焼物は歴史資料センター黎明館「篤姫展」にて展示され、南日本新聞に紹介された
御祭神作の「黒楽平茶碗」である。 茶碗は、御祭神に近侍し奥茶道御数奇屋頭、また隠密として活動した山口定救が天保3年 正月、直々に拝領したものである。箱書きによると、楽家四代一入作の黒楽茶碗を写したもの である。またこの「茶碗」を記した鹿児島大学附属図書館所蔵の文書と寸法もほぼ一致しており 「両度の兵火に逢て黒色を変す」との記述通り、実物も楽特有の柔らかな光沢がなく表面が ざらざらとした感じで、薩英戦争・西南の役の際焼けた可能性が高いとのことである。  
※山口定救(不詳-1862年) 斉彬公に9歳より仕える 通称、及右衛門・降雪・不及齋・不阿彌 「斉彬公史料」によると、藩主襲封直前の弘化4年江戸にあった公は、藩の動きを探るため側近 の山口定救を密偵として薩摩に派遣。その際和歌を添えて岩清水を与えたという。 「濁るとも 思いなすてそ 石しみつ 神のこころは いつも清けれ」 御祭神斉彬公の全幅の信頼 を得ていたのである。但し、この茶碗は石清水ではございません。現在、当社所有宝物 |